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近江の歴史探訪

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ヨセミテ国立公園

ヨセミテ再訪・パノラマ街道395号線

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湖東三山

琵琶湖の東にそびえる鈴鹿山系の麓に位置する湖東三山。 「西明寺」、「金剛輪寺」、「百済寺」の三山からなり、紅葉の名所として知られています。 天台宗の古刹で国宝や重要文化財が多数保存されています。

・西明寺

仁明天皇の勅願によって834年に三修上人の開創で諸堂17、僧坊300の大刹で、鎌倉時代が最盛期であったが、1571年織田信長の兵火にかかり、当時の面影を残すのは兵火を免れた本堂、三重塔、二天門が現存しています。
  (滋賀県犬上郡甲良町大字池寺)

  参道   参道
表参道
塀の内側に本坊があります。
名勝庭園「蓬莱庭」
鶴島、亀島の石組のある池泉式庭園
「庭園」
仏様をあらわした立石群などが仏の世界を象徴しています。
不断桜(天然記念物) 
樹齢 250年 11月満開
満開でありませんでしたが可憐な桜と紅葉を同時に見ることが出来ました。
二天門と石段
二天門は室町時代の造営。門の左右に持国天・増長天を安置。
正面右側の大杉は千年夫婦杉。
二天門(本堂前より)
こけら葺・入母屋作
三 重 塔(国宝)
本堂南の一段高い所にたっています。
(左の屋根は本堂)
総檜皮葺の美しい曲線の三重屋根。
内部には仏様を安置し、極彩色で描かれた壁画などが鮮やかに保存されているようです。

・金剛輪寺

聖武天皇の勅願によって741年に行基上人が開創した古刹。鎌倉時代に興隆期を向かえたが、1573年織田信長の兵火に襲われ、現存する本堂大悲閣(1288年建立の銘がある)、三重塔(鎌倉時代 1246年の建立の記がある)、二天門(室町時代前期の建築)が災害を逃れました。かっては惣門からの左右に数百の僧坊があったとのことです。
  (滋賀県愛知郡愛荘町)

総門 正面入口 江戸時代の建立
ここから本堂までの参道は石段が多くしかも勾配の大きい場所があります。
参道にはかっての寺屋敷の石垣が続きます
名勝庭園
桃山時代から江戸時代中期にかけて造られた池泉回遊式庭園
二天門と最後の急な石段
二天門 室町時代建立 重要文化財
向かって右に増長天、左に持国天を祀っています。
本堂
鎌倉時代の代表的建造物として国宝に指定
三重塔
寺伝では鎌倉時代の建立 その後荒廃し修理復元されている。
重要文化財

・百済寺(ヒャクサイジ)

聖徳太子の御願で創建された。百済の龍雲寺の梵閣を模して御堂を建て百済の僧が住職を勤めたので百済寺としました。平安時代に天台宗に改宗してからは300余坊の塔頭を構え、1,000人の僧人が住んでいたと伝えられています。しかし、度重なる大火、織田信長の兵火により、わずかに本尊などが残るのみとなりました。現存する本堂・仁王門は江戸時代(1650年)に再建されました。
  (東近江市百済寺町)
説明板によるとかって一山境内を東西南北の四ツ谷に分けていたと記載されていますが下記のmapで広大さがわかります。

喜見院の庭園
百済寺本坊の喜見院は昭和15年に二王門側から移転改築され、その時庭園も旧本坊のものを拡張改造。
池泉廻遊式かつ鑑賞式で山上眺望の見事な庭園。東方の山々を借景とし、この山の谷水が石間から流れ出て渓流となり、池に落ちています。
高台の遠望台へ 庭園の山上より琵琶湖や湖西の山々が望めます。 見事なパノラマです。
老杉が林立し、苔むしった石垣から過っての規模の大きさがうかがえる 仁王門
一対の金剛力士像が向きあっておられます。その正面両側に大きな草鞋が掛けられ、触れるとご利益があるそうです。
・本 堂
明応7年(1498)に火災にあい、文亀3年(1503)に兵火をうけ、さらに織田信長によって天正元年(1573)全山焼失しました。その後天正12年に堀秀政により仮本堂が建立。のち江戸時代の慶安3年(1650)現在の本堂が竣工されました。
・千年菩提樹
本堂横にあります。織田信長の焼き討ちを生き延び、幹は焼けたが根までは及ばず、再び蘇りました。7月上旬には萌黄色の花が咲くとのことです。
三椏(ミツマタ)の群生
【説明の看板より】
 ・ジンチョウゲ科  ・皮は紙幣の原料になる
山間の積雪の重みに耐え、春の訪れを待っていた可憐な花は3月上旬から開花し始め4月下旬にかけて芳香を放ちながら淡黄色から橙色へと色合いを深めて行きます。お参りして花びらにやさしく触れて匂いをかぐと大きなご利益と金運に恵まれると伝えられています。

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永源寺

臨済宗永源寺派の本山
1361年に近江国守護佐々木氏頼が臨済宗の僧、寂室元光禅師を開山として開いたのに始まる。
(説明文より)
(滋賀県東近江市永源寺高野町)

境内の側を流れる愛知川と対岸の風景。 参道の脇の小さな流れに浮かぶ紅葉が美しい。
山門(重要文化財)
1795年から7年の歳月を費やし1802年に完工(寺院HPより)
参道
境内の紅葉 本堂前
度重なる兵火・火災により創建当時の建造物は全て焼失したが、現在の本堂は1765年建立。
境内の紅葉 鐘楼
4度の兵火・火災に会って、現在の鐘楼は1772年に再建。

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白鹿背山巨徳院 東光寺

隠れた紅葉の名所。 県道から寺院までの道幅が狭いため、訪れる人も少なくゆっくり見事な紅葉を愛でることができました。
滋賀県東近江市平尾

境内までの石段と山門 境内 薬師堂への石段
江戸期の梵鐘(市指定文化財) 境内の紅葉
本堂前 イチョウの下は黄色いジュータン 石塔と紅葉

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石山寺

聖武天皇の勅願により良弁僧正が747年に創建
 ・古来より観音霊場として信仰を集めた「観音信仰の寺」
 ・平安時代多くの女流文学開花の舞台となった「王朝文学ゆかりの寺」
 ・四季折々の花が境内を彩る「花の寺」
 ・「石山の秋月」と月の名所として近江八景のひとつです。

東大門
鎌倉時代の建立。慶長年間に大規模な修理。
参道(東大門から本堂へ)
くぐり岩
看板より【このあたりの岩は全部大理石である 奇岩怪岩の幽逐の境中 天然自然に体内くぐり状態をなす この池は天平時代のものである】
穴をくぐると願いがかなうとか。体重Heavyの私くぐれるかな?
神木
境内mapではご神木は3本あり、そのうちの1本です。いずれも千年杉といわれています。
本堂から眺めた紅葉 本堂から眺めた紅葉
珪灰岩
石灰岩が地中から突出した花崗岩のマグマと接触し、その熱作用のため変質したもの。
このように大きなものは珍しく、天然記念物に指定。
寺号はこの珪灰岩に由来しています。
石柱群
境内の紅葉 境内の紅葉
本堂相の間にある紫式部ゆかりの「源氏の間」 経堂
経典を収めるための高床の建物。県下で最古の校倉造。
多宝塔
源頼朝 寄進により建立と伝えられている仏塔。
月見亭
後白河上皇の行幸に際して建てられた。
「近江八景 石山の秋月」に描かれています。
一段と高い玉座からは琵琶湖を望むことが出来るのかしら?

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清瀧寺徳源院

米原市清滝にある京極氏の菩提寺。境内にある京極家墓所は国の史跡に指定されています。

本堂庭園(県指定名勝)の縁側からの紅葉 本堂の縁側から眺める庭園の紅葉
本堂庭園 境内の外側
三重塔(県指定有形文化財)
1672年建立
京極家墓所(国指定史跡)(

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胡宮神社

紅葉のスポット湖東三山の近くにありながら、人出も少なく見事な紅葉をゆっくり楽しみながら写真を撮ることができます。 多賀町敏満寺

表参道の紅葉 境内のもみじ
血染めのもみじ 境内のもみじ
もみじとさざんか 境内のもみじ

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大津坂本

延暦寺、日吉大社の門前町

参道の穴太衆積み石垣と水の綺麗な小川 穴太衆積み石垣

旧竹林院

延暦寺の僧の里坊(高僧の隠居所)だった所。清流や滝、築山を配した庭園は国指定の名勝。

滋賀院

比叡山延暦寺の本坊(総里坊)。江戸時代末まで天台座主(ざす)となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれています。

ひときわ高い白壁と穴太衆積み石垣の塀 正面入り口

慈眼堂

織田信長の比叡山焼き討ちの後、復興に尽力した天海(慈眼大師)の廟所

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