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近江の歴史探訪

イエロ-スト-ン/グランドティトン


グランドサークル


ヨセミテ国立公園

ヨセミテ再訪・パノラマ街道395号線

テレビで見たヨセミテ国立公園が良さそうなので、娘を誘って2012年6月28日から7月3日までサンフランシスコ、ヨセミテ、ナパバレーへ。70歳にして初めてのアメリカ。
1泊2日のヨセミテは余り期待はしていなっかったのですが、ツアーバスを降りたところで、偶然ガイドのマサさんと玉緒さんに出会い、3泊したぐらいの充実したヨセミテの旅ができました。

サンフランシスコ

サンフランシスコ空港には定刻に到着し一安心。ところがシステムのトラブルで入国手続きをするのに待たされること2時間以上。乗り継ぎする人は大変焦っておられました。
予約していた空港⇒市内観光⇒ホテルの送迎サービスは約束の時間より1時間以上遅れましたが待っていてくれました。

<ツインピークス>
サンフランシスコ湾、市内の街並みを見渡せる丘。
<ゴールデンゲートブリッジ>
全長2737m、橋から水面までは75mあり、世界有数の自殺の名所ですって。
<アルカトラズ島>
フィッシャーマンズワーフの沖3kmの所にあるかって連邦政府刑務所があった監獄の島。簡単に脱獄できそうだが海流が早く困難だったようです。
<フィッシャーマンズワーフ>
カニのランドマークのあるにぎやかな所
フィッシャーマンズワーフの
<有名なサワードゥブレッド>
パンの中をくり抜きクラムチャウダースープが入っていてボリュームたっぷり。ほとんどの人はパンは残すらしいが、私は9割完食。
<ケーブルカー>
ユニオンスクエア近くのホテルにチェックイン後、ケーブルカー発着所まで行き、人力回転を見物。二人で、軽々とターン。また、ボードに背中を当て、もたれながらひとりで簡単にターンしたのには\(◎o◎)/!
乗車を待ちながら回転を見物する長い列。
<ロンバートストリート>
ケーブルカーパウエルーハイド線に乗車して世界一曲がりくねった坂道へ。400mほどに8箇所もの急カーブがあり、路幅は車1台が通れる程度。車が次々下って来るのを見ながら歩道を歩きます。
<坂の町サンフランシスコ>
ロンバートストリートを下ったところからユニオンスクエアまで徒歩で。高齢者にはキツイ~
<ユニオンスクエア広場>
ダウンタウンの中心。有名ブランド店がずらり。
ユニオンスクエアの南にあるメーシーズデパートのフードコートで夕食を摂ろうと行ったがなかなかありつけそうにないので、諦めて有名なチーズファクトリーのチーズケーキを購入してホテルへ。霧の町サンフランシスコ 昼間は晴天でも朝夕は濃い霧が発生します。

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ヨセミテへ

宿泊付のツアーバスでヨセミテへ。スピードと車の振動が半端じゃない。(夏季の高温で道路が盛り上がらないように等間隔の溝があるためだとガイド兼のドライバーさんは言っていたが、それだけかな?)臆病者の私は再度シートベルトを確認。

<街路樹>
カラフルな夾竹桃が道路の両側、分離帯に多く植えられています。この木は大気汚染、乾燥に強いが、花、葉、枝、根、果実すべてに毒があるので要注意とか。
沿道にはアーモンドの木が多く植えられていました。花の季節はきっと素晴らしいだろうと想像。
収穫はシェイキングカーで木を揺さぶり、地上に落ちた実をピックアップマシーンで集荷するそうです。
<トイレ休憩>
道の駅のような所。りんご、桃、乾燥クランベリー、乾燥ブルーベリー等を購入。
ヨセミテまでの沿道には広い農場、果樹園、牧場が広がっていて、ここではその土地で収穫した農産物を主に販売しているようです。
<トイレ事情>綺麗だったが水が流れなかった。次の休憩所では鍵が壊れていた。
<マリポサ>
もうすぐヨセミテです。
先ほどの「ORCHARD Produce & Deli」で購入したリンゴと桃。桃は固めで甘かった。日本の桃は超デリケートで扱いに気を遣いますが、この桃はリュックに入れておいても大丈夫でした。
Oi Ocha(下に記載)のアメリカ版。マリポサで配られた昼食の鮭弁当についていました。
<トンネルビュー>ヨセミテ到着
一番最初に訪れたのはワウォナトンネル近くにある有名なビューポイント う~ん 感激イマイチ(・_・;)
<ヨセミテ滝>
高さ 739m 滝は例年より勢いがないようです。ガイドさん「もう少し早く来きていただくと雄大な滝をお見せできたのに残念です。」
<ブライダルベール滝>
高さ188メートルで、こちらは長い期間水が流れているようです
<マーセド川>
ラフティング?今年は水量が少なくボートが川底についてスムーズに進まない様子。
<エルキャピタン>
約1100mの高さに垂直にそびえる花崗岩の一枚岩。

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サフランシスコからのツアーバスが終点のヨセミテロッジ前に到着。バスのドライバーさんがわからないことがあれば日本人のスタッフがいるので何でも尋ねて下さいとのこと。
下車した所に、無料シャトルバスの乗り方や見どころへの行き方等を親切に教えている日本人女性の方がおられました。私たちは具体的な計画を立てていなかったので尋ねてみようと思っているところに、偶然ガイドを終えて戻ってこられた男性に出会いました。この方がマサさんで先ほど質問に答えておられた女性が彼の奥さんでした。
マサさんに行きたいところを聞かれましたが、滞在は今日の午後と明日の午前中なので無理と思いましたが。
<希望>
 その1:マリポサグローブへ行きたいけど時間が…(ガイドブックに載っていたので)
 その2:ヨセミテの美しい夕日が見たいヨ。
 その3:湖が見たい。
 その4:緑と水と山がある美しい景色の所
但し、すみません私は足に自信がありません。
マサさんから、限られた時間で希望にそうツアープランを提案していただき、お願いすることにし、すぐ出発しました。

マリポサグローブ

ジャイアントセコイアの森。運よく入口近くに駐車でき、巨樹グリズリージャイアントまで、ゆっくり約1時間30分かけて往復しました。入口近くのフォーレン・モナーク(Fallen・Monarch)
大きな倒木の上部は道を挟んでずっと左の奥に。
倒れて300年経つが、セコイアにタンニンが多く含まれているため腐敗を遅らせているようです。
<Bachelor&Three Graces(独身男と3人の美女)>
大きな4本の木。なんとユーモラスな命名。
その他にも巨大セコイアがあちこちに。
この森で一番大きな木 グリズリージャイアント(樹齢2700年)
高さ63.7m
裏からパチリ
(木に裏表あるの?)
余談ですが近くには車が通れるように人の手で木に穴を開けたトンネルツリーがあったが、自然のままでよいのではないでしょうか。
近寄って。根元は落雷で焦げて黒くなっています。幾度も落雷を受け、少し傾き、高さは成長が止まっているとか。根元には落ちた枝が白く横たわっていました。
ヨセミテではルピナスが多く咲いています。
道路沿いの山火事の跡に一面咲いている所もありました。
<シュガーパインの巨大松かさ>
左はリスがかじった後。
<スノープラント>雪解けの頃はもっと鮮やかなピンク色。これは枯れかけ

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センチネルドーム

マリポサグローブから車で30分くらいの所にある老舗のワウォナホテルのGroceryで夕食のサンドイッチ、ドリンクその他を購入し、きれいな夕日が見られるセンチネルドームへ出発。
センチネルドームは標高2476m グレイシャーポイントは2199mでそれより高い 360度ビューで絶景。

車を降りてしばらく進むとマサさんが目の前のドームを指さしてあそこに登ります。エ~冗談でしょう。私は足に自信がないのに無理。でも付いて行くとぐるりと回って楽に頂上へ。 <頂上>大きな岩や倒木。手前の倒れている木はずっと前まで枯れたまま立っていたあの有名なジェフリーパイン?
<センチネルドームから見た絶景>シェラネバダの山々。
センチネルドームの頂上に腰かけ、日没後、刻々と変化する空の色と景色をしばらく眺めていました。
空の色が茜色からピンク、ブルーに変わり、うっすら暗くなるまでの約30分間、絶景に感動。帰路につきました。
夕日と月が同時に出るときはもっと素晴らしいですとマサさん。
少し前、陽気で元気な若者数人がしばらく夕日に大感激した後、下山していきました。 日没20時頃。下山する時、付近は真っ暗。熊さんに出会ったらどうしょうと思った私。

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オムステッドポイント

翌日は冬には閉鎖されるタイオガロードを通って、オルムステッドポイント・テナヤ湖・トォオルミメドウズへ
この日も好天。ヨセミテロッジを7時30分頃出発。羽曳野の元気で明るく仲のいいご夫婦と一緒でした。

オルムステッドポイントからハーフドームの裏側を見ることができます。(展望台標高2524m)
ビューポイントから下に降りていくと花崗岩の石畳。少し下の方まで散策。往復約40分。
オルムステッドポイント近くからの眺望
次に行くテナヤ湖も見え、そこは蚊が多いらしいので羽曳野の方に虫除けをいただき、いっぱい塗って出発。

オムステッドポイントの花崗岩の隙間に咲いていた花

テナヤ湖&トゥオルミ・メドウズ

テナヤ湖

かって氷河によって形成された氷河湖。
きれいな水をたたえた湖と青い空に周りの美しい景色。(湖:水面の標高2484m)蚊はいませんでした。
透明な湖に入ってみると好天のせいか冷たいより気持がよかった。ズボンの裾が濡れたが空気が乾燥しているのと、お日様サンサンですぐに乾きました。

トゥオルミ・メドウズ

大草原のはるか向こうにはまだ雪が残るシェラネバダの高い山々。マーモットがちょっと顔を出したり、約1時間30分のハイキングを楽しみました。
青空の下、水と緑と山の雄大な景色。雪解けで水量豊富な池や川。池には小さな魚も泳いでいました。 トゥオルミメドウにあるレンバートドーム(標高2720m)
ハーフドームは無理ですが、また訪れる機会があれば途中まででも登ってみたい。
トゥオルミ川
流れがゆったりと綺麗な川です。
草原の中にある冷泉Soda Springs
見た目透明ですが鉄の匂いが強い。

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マサさんご夫婦に見送られて14時30分発のツアーバスでサンフランシスコへ向けて出発。
本当にありがとうございました。たった24時間の滞在でしたが、素晴らしい景色を見たり、わたしにとって無理のないハイキングや氷河湖に入るなどの体験とお二人の親切で思いやりのある人柄に感動的なヨセミテでした。

エルキャピタン
帰路の途中でバスから降りて、間近かでみました。登っている人が見えると他の人が言っていましたが私は確認できませんでした。
カセドラルロック
マーセード川(水量が少ないので小川?)を挟んでエルキャピタンの向かい側にあり、ブライダルベール滝が見えました。

ナパバレー

翌日はツアーバスでナパバレーへ。アルコールに弱い私は試飲出来なくて残念。ナパからサンフランシスコに16:00頃に戻り、スーパー好きの私はまずフィッシャーマンズエリアにあるトレーダー・ジョーズへ。ここでオリジナル商品をいっぱい購入。次に重い荷物を持って歩くこと約2.5km、オーガニックスーパー フォールフーズへ。ここでは充実のデリコーナーにお腹の虫が騒ぎ、旅行最後の夕食はレストランの予定でしたが、夕食と翌日の朝食をここで調達。

美しいブドウ畑の景色
手前は豪華な内装と車内でのグルメランチが食べられるワイントレインの線路

立ち寄った3つのワイナリー

ドメイン・シャンドン ロバート・モンダビ・ワイナリー ルピコン・エステイト
ランチはOakville Groceryで好きなものを買って、外のテーブル席で。しかも急かされ忙しく詰め込む。折角ナパに来たのだからレストランに案内してくれるのかと期待していたのに・・・(安いツアーだから仕方がないワ)
坂のサンフランシスコ
スーパーのはしごはきつい。しんどかった。
黄色の矢印は緑・白・赤の縦三色のイタリア国旗でここがイタリア人街であることを示しています。イタリア国旗はエリアのほとんどの電柱にありました。
スーパーのデリコーナーで買った夕食。写真ではショボく見えますが、まあまあ豪華でお腹一杯。

次の日、サンフランシスコ空港11:51発 関空翌日15:15着で帰国しました。

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