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近江の歴史探訪

イエロ-スト-ン/グランドティトン


グランドサークル


ヨセミテ国立公園

ヨセミテ再訪・パノラマ街道395号

グランドサークル
(アメリカgovernment shutdown中のためハーフサークルに)

グランドサークルとは、アメリカのパウエル湖を中心に半径230kmに含まれるエリアを言います。そこはグランドキャニオン国立公園をはじめとして、国立・国定公園が30近くあり、多くの自然が存在します。
前年お世話になったヨセミテのマサさんと玉緒さんにガイドをお願いして出発の日を楽しみに待ちましたが、10/1よりアメリカはgovernment shutdownが実施され、マサさんより変更案とホテル確保の連絡が入り、すでに予約しているホテルは国立公園のオープンを期待してキャンセルポリシーぎりぎりまで待つことにしました。
ところが10/8になっても国立公園はCLOSED中でOPENを望みつつ出発しました。
でも、マサさん、タマちゃんと私たちの計5人での観光・ドライブの旅は楽しかったです。


最初の計画
1日目 関空~SFー乗り換えーラスベガス~そのままブライスキャニオン国立公園へ(宿泊)
2日目 ブライスキャニオン 朝日からハイキング~アーチーズ国立公園へ移動 夕日(宿泊)
3日目 キャニオンランズ 朝日~デッドホースキャニオン~アーチーズ~モニュメントバレーに移動、夕日(宿泊)
4日目 モニュメントバレー1周~アンテロープキャニオン~グランドキャニオン(宿泊)
5日目 グランドキャニオン朝日~各ポイント~ルート66~ラスベガスへ(宿泊)
6日目 ラスベガス~SF
7日目 帰国

変更旅程
1日目 ラスベガス到着後 ラスベガス宿泊
2日目 ラスベガス~アンテロープキャニオン&ホースシューベンド~アリゾナ州ペイジ泊
3日目 ペイジ~モニュメントバレー 宿泊
4日目 モニュメントバレー~アリゾナ州セドナハイキング セドナ泊。
5日目 セドナ~グランドキャニオン(幸運にもreopen)~ルート66~ラスベガス泊
6日目 ラスベガス~SF
7日目 帰国

ラスベガス(1日目)

サンフランシスコで乗り継ぎ、ラスベガスのマッカラン空港へ。
さすがラスベガス。空港にもスロットマシンがずらり。バッゲジクレームが広~い。手前は22番私たちのはずーっと向う。そこにマサさん・たまちゃんが待っていてくれました。1年ぶりの再会。駐車場には6人乗りの大きな車が。これに乗って市の中心部へ。
まず、本日宿泊するプラネットハリウッドホテルのチェックイン(たまちゃんにおまかせ)。荷物を部屋に入れた後、ノースのアウトレットへお買い物に。たまちゃんのアドバイスで、アメリカのブランド品PoLo Ralph Laurenを安くゲット。 夕食はホテルのレストラン街でステーキを注文。旅行中ほとんど2人分を3人でShareしました。
宿泊したホテルの向かいにあるベラージオホテルの噴水ショーを観賞。 ベラージオのボタニカルガーデン。10月だったのでハローウインの見事なディスプレイ。

ネバダ州ラスベガスからアリゾナ、ユタ州へ(2日目)

ホテルの売店でサンドイッチとコーヒーを買って車に持ち込み8時にラスベガスを出発。

ラスベガスから40分ほど走ったところ。アリゾナ州。 渓谷で一休み。下を流れるのはバージン川?
大地の歴史を感じる岩や小高い山々(メサ、ビュート)が連なる砂漠の中を走る。 アリゾナ州からユタ州KANE郡。
民芸品、化石、原石と飲料水の無人販売所(アメリカにもある!!)。いずれも安い。アーチの置物など計5点購入。$10をポストのような所に投入。中にお金がいっぱい入っていました。
ここは車はスピードを出して通過するし、家も人影もないところなのに買っていく人がいるんだと思いました。(10:30~15分間お買い物)
カナブの町。山の中腹にはKanabの「K」が。今通ってきたフレドニア(Fredonia)の山には「F」と書かれていました。 89号線 まだまだくっきりした地層が続きます。
89号線の側のグランドステアケース・エスカランテ国定公園の看板。有刺鉄線柵が設置していたが入口が開いていたので中へ。 左の写真の説明板を拡大。もっと進んで行くと看板にあるToalstool(キノコのようなモニュメント)が見られるらしい。往復1.5マイル 高低差100フィート 飲料水、帽子必携 携帯電話つながらないなどと書いてある。
ルート89号はカナブから少し東に進むと広大なグランドステアケース・エスカランテ国定公園の南端を走ります。
有刺鉄線柵の外側から。 左の写真の山(岩) 近くでみると凸凹
89号線すばらしい景観の連続!! アンテロープキャニオンに光が差し込む時間帯を逃さないため先を急ぎました。

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アンテロープキャニオン(アリゾナ州)

ページ近郊のナバホ居留地に位置し、隆起した台地を流れる水が軟らかい砂岩を侵食することによって形成された幅 の狭い渓谷です。
キャニオンの上からの光により幻想的な自然の造形美を見ることができます。

柵をつけたジープでアンテロープキャニオンまで行きました。 私たちが乗った車はドイツとアメリカ人の方が一緒でした。ガイドはナバホのとても明るい女性で日本語が上手でした。(手前の後ろ向きの女性)
彼女、韓国の人に会うと「アンニョンハセヨ」と明るく挨拶。
砂埃が舞う未舗装の道路を振り落とされないよう柵に必死にしがみ付き入口まで。15分くらいが倍の時間に感じました。
キャニオンの入口
曇りがちの空でした。太陽光が直接差し込んでいたらもっと素晴らしと思いました。(写真をクリックすると少し大きくなります) 幻想的な自然美 動物・建物などいろいろ名前が付いていて、動物の鼻とか口とか。
フレンドリーなガイドさん 私のことをママさんと呼び帰りの車は高齢のためか助手席を薦めて下さいました。(写真をクリックすると少し大きくなります)
ページのスーパーSAFEWAYで買い物していると先ほどのガイドの女性にぱったり。彼女「ママさん」。2人でhug!! 宿泊したページのホテル近くのレストランBig John`s Texas BBQ店
店の前のドラム缶様のもので長時間蒸し焼きした肉類はやわらかく風味がありおいしかった。昼食は蒸し焼きにしたビーフを挟んだ具たっぷりのサンドイッチをテイクアウトしました。
ホテルから徒歩5分くらいのところだったので夕食にまた買いに行きました。店内は食事をする人で一杯。本日の夕食はスーパーで買ったサラダとスープもプラスしてお腹いっぱい。

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ホースシューベンド

アンテロープキャニオンから国道89号線を車で10分ほどの所にあります。
コロラド川が蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行している場所。

入口の看板
Horse Shoe Bend overlook-Solid as rock ?
一番下にDo not stand on the edge. 日本語で「端に基づいていないでください」と かえってわかり難いです!!
国道から1.2キロメートル歩くとたどり着けるが細かい砂地で歩き難かったです。
たまちゃんが岩の端に這いつくばって撮ってくださった大切な大切な写真です。下まで300mあり柵もありません。高所恐怖だとおっしゃるマサさんは大変心配しておられました。 垂直に切り立つ断崖絶壁。私は怖くてこれ以上絶壁に近づけませんでした。

レイクパウエル(3日目)

レイクパウエルはアメリカで2番目に大きな人工湖。1956年からコロラド川を堰き止め、グレンキャニオンダム(Glen Canyon Dam)を建設し、、その結果、全長が300kmにも及ぶレイクパウエルが出現しました。

クローズ中のグレイキャニオン国立保養地。
「CLOSED」の看板を記念にパチリ。
中に入れないので入口近くからレイクパウエル湖の一部を望む。
レイクパウエル湖の近くまでいけないので別荘のオフイスの敷地に入れていただきパウエル湖を望む。今年は水量が少ないようだ。もう一か所高台でパウエル湖が見える所に行きました。 湖岸に立つ別荘
グレイキャニオンダムブリッジ橋の下はコロラド川。コロラド州のロッキーマウンテン国立公園内に源を発し、これから先グランドキャニオンの中を流れ、ラスベガス付近のフーバーダムに貯められメキシコ領内のカリフォルニア湾に注ぐときはほとんど干上がった状態とか。 満々と水をたたえるグレイキャニオンダム
こんな植物や花が砂地に生えていましたが、触ってびっくりいずれも棘棘。 ページ郊外の火力発電所
(ソルト・リバー・プロジェクト=ナバホ・ジェネレーティング・ステーション)
グレイキャニオンダムの建設時はナバホの人たちは大勢働き、協力しました。彼らは当然自分達にも電気がもらえると思っていましたが、実際動き出したら、彼らには電気を与えられなかったので自分達の力で巨大な火力発電所をレークパウエルのすぐ近く(ページを越えると98号線すぐそば)に建設したました。この発電所の煙突はかなり遠くからも目立ち、まわりの景色とミスマッチですが、仕方がないのかな。

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モニュメントバレー(3日目)

メサといわれるテーブル形の台地や、さらに浸食が進んだビュートといわれる岩山が点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観を示していることからこの名がつきました。ナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されており、ナバホ族の聖地とも呼ばれ有名な観光地となっています。(Wikipediaより)
ここはナバホ族管轄地域のため閉鎖はされていませんでした。

ジョン・フォード・ポイント
モニュメントバレーで西部劇のジョンフォード監督は多くの作品をこの地で撮影。馬の緑色の落し物があちこちにあの棘棘の草を食べているらしい。
エレファントビュート
メサやビュートのモニュメントには色々な名前が付いています。(スリーシスターズ、トーテムポール、キャメル等々)
バレーはdirt roadで2時間前には雨、雷雨、霰、雪と荒天だったため、大変なぬかるみでマサさんの運転は超一流ですが車がダメージを受けないか気になりました。
満点のきれいな星空。夜中に何回も起きて飽きることなく眺めていました。 朝日(The View Hotelのベランダから)
モニュメントバレー 正式名 Navajo Tribal Park 公園外の絶景ポイント(163号線)

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セドナ(4日目)

モニュメントバレーから右手にグランドキャニオンの岩壁を恨めしく眺めながら、標高2000mの町フラッグスタッフを通り途中きれいに紅葉した公園のアスペンやメープルを眺めながらセドナへ。
最初の計画ではセドナはマサさんおすすめの観光スポットであったが、日数の関係でスルーした。今回、国立公園閉鎖のためここで1泊することに。セドナはボルテックス(渦巻き)と呼ばれるパワースポットが10か所程点在する“癒しの町”として人気がある。果てしなく広がる青い空に美しい赤い山々とのコントラストはすばらしかった。

ワイルドフラワーブレッドカンパニー
昼食で利用。パンの他にメニューが豊富でおいしかった。
道路は国立公園が閉鎖されているのとアメリカの祝日と重なり西方面から町の中心部に行く道路は大渋滞。私たちは反対方向なので横目で眺めてスイスイ。
パワースポット「ホーリークロス教会」 パワースポット「ベルロック」私は途中でリタイア
パワースポット「カセドラロック」
少し登った所の大きな岩がどうしても登れずリタイア。頂上の向うの景色。 (娘が撮影)
マウンテンバイクで降りてくる人を多く見かけた。スゴイ!!
パワースポット「エアポートメサ」
15分ほど登ると到着。 360度ビュー。
夕日に染まるレッドロックに囲まれたセドナの町が見渡せる。頂上で瞑想にふける人に多く出会う。

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グランドキャニオン(5日目)

朝、なんとなくテレビを見ていたら、下にgovernment shutdown reopenと流れているではありませんか聞いているとtodayですって。早速マサさんがグランドキャニオンに問い合わせると8時からopenとのこと。昨日まで89号線を走行中、遥か彼方に何回か目にした渓谷の断崖。中はどんなんかなと写真で見たのを想像。諦めていたのに帰国前日に行けるなんてラッキー。
州政府が財政負担を一定期間肩代わりすることで連邦政府と合意して再開したとのことです。

道路は混雑すると予想していたが、案外スムーズに。前を走るのは報道の車のようです。しかし、入口を通過するのは少し時間がかかりました。 絶景のマーサーポイント
私「マサポイントですね(笑)」
マサさん真顔でプレートを指さし「Matherは初代アメリカ国立公園局長の名前です」
谷底に緑の一帯があり、健脚の人はここまで下って一泊してまた登ってきます。これぞグランドキャニオンに来た充実感があるでしょうね。ウラヤマシイ。
浸食作用で峡谷を削り続けるコロラド川が流れている。
上からだと濃い緑の川の一部しか見えませんでした。
浸食によってできた岩山には形状からブッダテンプル(奥のとんがり山)、イシステンプル、ケオプスピラミッドなどの名前が付けられていました。
柵のないところから谷底を覗きこむ人 怖くありませんか? グランドキャニオン駅
グランドキャニオン鉄道
ウイリアムスからグランドキャニオン国立公園サウスリムまで運行しています。
デッキの入口のチィエーンが外されていたので最後尾のデラックスな客室を覗いてきました。豪華です。

セグレマン(ルート66)を通ってラスベガスへ

ルート66はシカゴとサンタモニカを東西に結んでいた国道で、アメリカの発展に貢献してきましたが、高速道路の発達により1985年廃線になりました。

ルート66のセリグマンは小さな町ですが、モーテル理髪店など昔の面影が残っています。 高級車7台でツーリング中のシルバー層のグループ

ラスベガスでもう一泊して6日目の早朝マサさんと玉緒さんの笑顔に見送られ帰国。シャットダウンは残念でしたが充実した旅行でした。閉鎖されていた政府機関は10月17日に再開されました。

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